べたですがシーズンなので怖い話などを一つ。
ちなみにガチなのでストーリ性やオチとかありませんのでリアルは意外と自分だけが怖いものかもしれません(笑)
私は19才の時に事故で第六頸椎圧迫骨折してしまいました。わかりやすく言いますと首の骨を折りました(笑)
救急車の中で意識が戻ったり途切れたりんで、病院についてからレントゲン見せられながらドクターが「キミ、首の骨折れてるから」と軽く言われ。えーっっ!死ぬじゃん!と言葉にもならないショックを受けて記憶が途切れました。それから2日ほど錯乱してたみたいです。その間の記憶はありません。落ち着いてから数日は覚えてますがそれまでの記憶が飛んでました(笑)お見舞いに来る人たちも分からず、話しぶりから俺の奥さんなのかな?といった感じだったんですが、警察官が調書を取りに来て事故状況を説明されたときに本当に堰を切ったように記憶がよみがえりました。その後、首の骨がくっつくまで二か月間、病院の天井だけしか見れませんでした(笑)
その後、起き上がれるようになってベッドに腰かけて朝の診察の順番を待っていたら、視界のわきに下からゆっくりと昇って行く小さな赤い光の玉(パチンコ玉くらい)が見えて、錯覚かなと特に気にしなかったのですが、看護師さんがバタバタと入ってきて○○先生!!とドクターが呼ばれてみんなバタバタと部屋を出ていきました。その後聞いたのですが、真下の部屋の方が亡くなられたそうです。それからと言うものいろいろな体験をしましたしある意味ニュータイプになりました(笑)運転していて人やネコなどが飛び出してくる直前にわかるようになりました、これは職業柄役立ちます(笑)アイサイト以上の性能です。が、いらないものも見えます。
まだ私が20代で某運送屋で配達していたときですが当時深夜配達がありましたので0時から2時指定の荷物を、山と言ってもよい所へ配達完了後、帰社してる時でした。
片側一車線で車もほとんど通らない周りは田んぼや林ばかりで、さみしい道路を走っているとヘッドライトの明かりの端に白い塊が見えて、ん?と思いながら距離が近くなってくるとそれは、背中を向けてしゃがみこんでる人でした。道端に、白い服の女の子が両手でお腹を押さえてしゃがみこんでいます。周りには車等なかったし、特攻服っぽかったので(笑)原チャリでこけてお腹打ったのかな?と思い、周りには何も無いですし帰り道に救急病院もありましたから、そこまで乗せてあげようと思い…悪魔で善意でですよ⁉かわいいからとかそんな下心じゃありませんよ⁉、とにかく、女の子をひっかけないように確認しながら真横に止めて車を降りて助手席側にフロント側から回り大丈夫ですか?と声をかけながら顔を出したらそこには誰もいませんでした。
あれ?田んぼに転がっっちゃった?と見渡すとちょっと大きめの白いビニールにひもが絡まっていたものがカサカサと枯れた草に巻き付いてました。周りは何もなく明かりもヘッドライトと外灯だけなのでその加減でこれを錯覚したかなと、運転席に戻り帰路につきました。
少し走って街に入り営業所に向かって国道を左折しようとウインカーを出しながら信号待ちをしていました。もう深夜一時ですので車もほとんど通りません。全然車いないなー。そーかお盆だからみんな休みだよな。などと考えながらボーっと点滅する歩行者信号を眺めてると赤になり、前の信号も青にかわったのでアクセルを踏んで発進しました。少ししてはっと左折してないことに気付いて、ヤバイヤバイぼーっとしてた。と、ユーターンして先ほどの交差点でウインカーを出してまた信号待ちです。やっぱり車全然通らないなと眺めてたら歩行者信号が点滅して赤になり、信号が変わったので発進。はっと気づくとまた曲がらずに直進して先ほどの道を戻ってしまってます。
相当疲れてるな…道を変えるか…
国道からが一番近いのですがユーターンばかりするのも危険ですし疲れは事故の元。落ち着いて少し遠回りですが、その先を右折して別の道を選びました。そこも担当地域なのでどの道でも帰れます。今度は信号でも気を引き締めていたので右折できました。そして、二本目を左であとはまっすぐで到着です。ウインカーを上げて二本目の信号待ち、ふと気づくと人が大勢歩いてきて、横断歩道を渡っていきます。浴衣っぽい人もいたので、ああ盆踊りでもあったのかな、でもこれ家族連れなの?
子供も大人もみんなバラバラにゆっくりと歩いてたので少し疑問には思ったものの、視界の隅で歩行者信号が点滅を始めたのでそちらに視線を移し、信号が青になり発進しました。あとはまっすぐで営業所です。
なんだろなんか変だな。とその原因を考えなくてはいけないのですが、聞くでもなく聞こえてくる単調なエンジンとタイヤノイズに思考はかすんでいきます。はっと、気付いた時には思ってる道と違う景色でした。車を止めて、見渡します。ここはここで覚えがあります。
え⁉ここは全然違う住宅地の中じゃん!そこでやっと思考が回り始めたと言いますか、我に返って思い返してみると、もう深夜です。盆踊りしてるわけがありません。
なんかこれはまずい…
焦りました、でもここで焦っては事故の元。必死に落ち着こうとその焦りが恐怖心であることを気づかないように無理やり自分に言い聞かせます。
本当はここを左折だけど右折しよう…
もう、これ自体冷静さを欠いてることにその時は気づきません。知ってる場所のはずなのに迷いました。走り回るのですが、進むにつれ住宅が無くなります、走れば走るほど外灯が無くなり道路からはセンターラインすら消え、両サイドに雑草が茂る、真っ暗な細い一本道になってしまい
真面目にやばいな真っ暗だよ…
ライトがてらす光の先はもう暗闇で何も見えませんでしたので、ハイビームにしました。
!!…⁉
声を出すより先にギアをバックに入れアクセルを力の限り踏んでいました。ハイビームの中、目の前に飛び込んできたのはあたり一面のお墓でした。そのあとは思っている場所に出たので全速力で国道に向かい、帰路につけました。ほっと全身の力が抜けて、冷静に考えるとあの白いビニール…花束だ…花束の枯れたやつだ。
お盆だったからなのか、そこに帰りたかっただけなのかわかりませんがたまたま通りかかって見つけてしまったから頼まれてしまったのでしょうね。
いやーホントに焦りました。自分の意志通りにならないのは本当に怖いです。でも夜のあんな所に女の子をほったらかしにもできませんし…確かにかわいかったですけれども、スケベ心が悪いんじゃないですよ(笑)その時は少しも怖くなかったんですよねー
これくらい怖くない
あと、みなさん左手の親指の第一関節に目のようなシワあります?手相でこの意味を知ってないと大変て映像がありまして、自分の左手見るとある。何か病気に関係あるといやだなーとその映像を見たら。それは仏の目と言いって、見えないものが見える人に良くあるそーです(笑)
まだあるんですけど、長くなったのでまた次です。
次は団地の子です