カユくは無いけど胃潰瘍です

割と長い付き合いです。とても忙しい某運送屋さんに入社して、数か月のころ、私の奥様が病気で手術、入院。当時は夜勤でしたのでまだ小学生だった息子達を朝まで二人だけになってしまう心配と、慣れない上に過酷で長時間、精神的にも追い込まれる職場。人生史上最大のストレス要素が集まった瞬間、一週間で胃潰瘍になりました。(困)24歳とまだ若かったですし、あまりストレスのかからない職場にずっといましたので胃の痛みなんて知りません。自分の感覚では背中の真ん中あたりがすげー痛かったから、荷物を運んでる時に背中の筋でも痛めたと思ってまずは整形外科に行ってしまいました。レントゲン撮ったり、触診したりされましたが、異常なしでした。んで、内科に行くように勧められたので行ってみるとこれまた人生史上初となる、胃カメラが待ち受けてました。4c13941ee210dこんなもんかなと…

エーッ!と思いましたが、医療器具で、お医者さんのやることだからと、特に根拠のない理由で割と余裕で居ました。たいがいのものは、入れるべき処に入るようにできてますよね。ですが、病衣に着替えさせられて内視鏡室の待合室で待ってると緊張が高まってきます。病院の検査はいろいろありますが、どんな検査でも待合室で一人で待ってる時間ていうのは緊張してきません?さらに注射を打たれて麻酔を飲まされる。あー…この雰囲気、これ痛いやつだ…ケガが多くて病院と縁が切れない私はピンときてしまいました。んで…

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痛いっつーか、口の中に指突っ込まれてさらに奥まで入れられてしまう感じです。苦しいのや、気持ち悪いので、涙が流れ、口を閉じないようにプラスチックの輪をくわえさせられて、よだれが止まらなくなります。麻酔飲んでますが、喉の奥くらいまでしか効いてません。ズンズン奥にねじ込まれ、胃の中に届く感覚は、はきっりとわかりますし、さらにその奥に届いてその中に入ってくるのも分かります。出したり入れたりされるたびに涙とよだれが溢れて、もうなにも考えれません。

yamada

先生が説明してますが全く耳に入りません。んで、終わって抜かれるのですが。これもゆっくりズズズっとノンストップで口まで来ますので、中を動いてるのがわかりますし込み上げてくるものがあり、抜かれた時に一緒に何か出てしまいそうになります。終わると、涙とよだれでぐちゃぐちゃになりなりながらぐったり動けません。本当に初めての時は苦しかったです。が、これも回数を重ねると慣れてきて余裕になります。勤務していた6年間胃潰瘍でしたから、半年に一回は入れられてると、かなり楽になり先生と会話する余裕も出てきます。すると、今度は、若くて初めて入れる先生の実験台になります。若い先生と指導する先生が一緒に来るのですぐわかります。もう、あからさまに緊張していて、入れるのもぎこちなく、喉の奥に当たると引いてしまい、また突っ込んで奥に当たてるとまた引いてと、こっちはたまったもんじゃあありません。喉の奥にコツコツされるから、涙目になって、そこは一気にもっと奥まで突っ込んでと言いたくなります。そんな初体験でしたが、運送屋をやめると胃の痛みも無くなり、病院にも行か無くなってたんですが、ここ最近、少しまた胃が気持ち悪いなと思ってました。

そんな気になってるところに健康診断の案内がきていて胃がん検診がオプションになっていました。もう俺もそんな年だなーと思うと、ふとこの胃の違和感が気になったのでオプション込みでエントリー。んで、バリウム検査を受けました。そう言えば胃カメラは何回か呑んだけどバリウムは飲んだことなくね?良くマズすぎるって聞くけど、見た目はシェイクっぽい?これまたお気楽に飲んで、固まりました。マジまずいです。えづくくらい…シェイクどころではないドロドロのザラザラで薬臭く喉に絡みついて、今まで口にした物の中で最低の味です。あーえらい目にあったなーと終わって一安心。先生に結果はだいたい一週間後には出ます。と言われて帰りました。んで、次の日普通に出勤して仕事していたら携帯に病院から電話。あれ、なにか忘れ物したかな。と思い出てみると、先生から検査の結果でお伝えしたいことがありますからなるべく早く来院してください。できれば今日明日にでも…えっ!まさか?とショックを受けつつ次の日、病院に行くことにしました。

するともうかなり長くなってしまったので(笑)また次回です