必ずやりましょう。これをやらなければ、軽トラだろうと、ロールスロイスだろうと、故障する又は、寿命が短くなったりちょうしが悪くなります。難しいことではありません。自動車学校でもならったとおもいますが、オイル、バッテリー、ラジエーターの各液量のチェックです。これはエンジンの性能や調子に直結します。ですから新車でも最低、一か月に一回は確認して下さい。エンジンオイルはガソリンスタンドやカー用品店、もしくは弊社で走行距離が5000㎞毎に必ずやって下さい。ターボ車や可変バルブタイミング機構を持つ複雑で高回転のエンジンは3000㎞毎には交換したいですね。まずは点検のやり方ですが、オイルのレベルゲージなるものを抜いて、実際に入ってるオイルの量を見ます
概ねこんな感じでついてます
引き抜くとこんなに長い
オイルはエンジンの一番下にあるオイルパンにたまっています。これをエンジン内部に循環させて潤滑させます。多すぎてもダメ。少なすぎてもダメです。
先端の目印の間にする
オイルが少ないとエンジンが焼き付いて、エンジン自体ダメになります。多すぎると、必要以上に流れ込みガソリンと一緒に燃えて煙幕のような白煙が上がります。後続の車両は前が見えなくなるほどですのでとても危険です。レベルゲージのメモリの形は車種によって違いますが、概ね数センチの幅で目印が刻んでますので必ずこの間にオイルの上限が来るようにしましょう。
バッテリーも同じ
バッテリーの液量は、上部に二本線がありますのでその間に液面が来るようにします。上限のラインを越えて液を入れると、溢れます。溢れた液が付着したところは腐食して大変危険な状態になります。バッテリー液は希硫酸ですので取り扱いは気を付けてください。液が足りないと、バッテリーの性能が落ちます。と言いますか、減る場合はバッテリーを交換したほうが良いです。
ラジエーターの冷却水は本体の近くにタンクがありますのでそちらの液量をチェックして下さい。本体についてるキャップは開けないほうが良いです。冷えてない場合は噴き出してやけどしますし、開けたときにゴミとかが入ってしまう恐れもあります。
ラジエーターの近くにあります
今の国産車はとても性能が良いので、オイル以外はほとんど減りませんし、走行距離が10万㌔近くまではオイルもあまり減りませんし、冷却水もほとんど減りません。ですから高性能がゆえにメンテナスを忘れがちです。頑張ってやりましょう。調子が良いまま長く乗れます。
オイルは走行距離が来る前でも黒く汚れていたり量が減っている場合は交換したほうが良いです。
後はボディ等の外回りもメンテナンスが必要です。やり方をまたご紹介しますね