運送屋さんの裏側です

年末ですね

大忙しです(笑)おかげさまでこの時期でもご応募頂き、新しい仲間も増え、忙しい毎日です。この時期の宅配業者ですが、お客様からすると、なぜすぐそこにいるのに持ってこれない?とか、なぜこんな時間になる?等何かと疑問があると思いますが、そーなるぐらい大量に荷物を持ってるんです(泣)この時期ですと軽バンでも日に150個前後の荷物をさばきます。150個。どれくらいかわかりませんよね。少し考えてみましょう。

お伺いしてピンポンしてハンコもらってありがとうございました。移動時間も含めると、慣れた配達員でスムーズに配送できたとして、一軒当たり4分くらいかかります。これで150個。150×=600分=10時間。

配達しっぱなしでも9時~19時までかかってしまいます。さらに時間指定サービスがほぼ全運送屋にあります。午前中、12時~14時、12~14時、14時~16時、16時~18時、18時~20時、20時~21時。それぞれ平均すると10件前後あります。2時間毎に受け持ち集配コースを軽く一周するハメになります。さらに、電話応対、メール応対、事務所からの業務連絡がペースを乱します。結果、21時~22時まで配達することになってしまいます。

ピンポーン!宅配です!

 

と言う訳で、ご不在連絡を頂いても近くてもすぐにはいけないのです。行くと最後のお時間指定のお客様が間に合わくなります。ですからその指定が終わるまでお伺いできません。10個あると約40分から1時間かかりますので、すぐにはお伺いできないのです。

そして、忙しくなるとミスも出てきます。ありがとうございました。んで次のお宅について、荷台ドアを開けると前のお客様のお荷物が…もう一つあった!んで、前のお客様まで戻るのですが、綿密に組んだコース周り順ですのでこの5分のロスが最後まで影響してしまいます。

どれだけ綿密に巡り順を決めるかと言いますと、一番効率よく回る為に入る方向、止める場所、この止め位置からはここまで配達、このお客様は朝一、ここのお客様は夜、住宅地図を見ながら頭の中でチュートリアルで走ります。荷台の中のどこにこのお客様の荷物。100以上の荷物でもだいたい頭に入れてます。このパズルが一つでもずれると、全体に影響がでるので、この影響を最小限に留めるため修正しながらの配送となり、時間がどんどん押していきます。しかも自分ひとりなので、本当にマラソンのような持久力が必要です。自分との戦いです。しかも、サービス業です、マラソンの最中に笑顔で応対しなくてはいけません(笑)

笑顔は大切です

年末の運送屋さんはパニックマラソンなる新種目のような状態です。ですので、努力してはいるんですが目が笑ってないヤツもいます(笑)努力は認めて下さい

決してアブナイ人ではありませんので、温かく見守って下さい(笑)

 

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