海賊と呼ばれた男です

明けましておめでとうございます。

昨年は、ジタバタと全力で頑張ってはいましたが前進したかわからないでしたが、無事に新年を迎えれたのは、仲間やお客様のおかげでとても幸せなことです。これはことしもまた頑張らなくてはと思います。

今年もよろしくお願いいたします。

と言う訳で、創始者物語でも見て事業を広げるコツとツボでも学びましょうと、海賊と呼ばれた男を見てきました。出光興産の創始者、出光佐三店主のお話です。すげーです。会社を大きくする事や儲けることより自分の信念を貫くことと感じました。丁稚から独り立ちしたころより、長いものにはまかれない、業界にある暗黙の了解を無視して自分が正しいと思うやり方を貫き通した一生。そのために会社は何回も危機的状態になったようです。

そもそも手漕ぎ舟で油を売ってた

仲間に店主と呼ばれ、型破りなやり方で、ここ一番な時は勝算があったわけでは無く、信念のみのばくちな時も多々あったようです。戦中は正直すぎて石油協会に反感を買い脱退、敗戦後も戦勝国に逆らい石油をストップされ仕入ができなくなってしまい、会社がまたもやピンチになり、従業員もいよいよリストラが始まるかと覚悟を決める中、経営陣の反対を押し切り誰一人のクビも切らないと決めて、当時、イギリスが所有権を主張していたイランの油を買いに自社タンカーを出し、イギリス海軍の制止を切り抜け輸入し、日昇丸事件と国際問題になってしまいましたが、これに勝訴。といった具合に、間違ってはいないけど、誰もやらないことを、どんな障壁があってもやり遂げる信念。これについてく仲間もこれを信じて進む。むしろ信じると言うか引きずられると言った方が近いかもしれません。

結果、会社が大きくなっても何回もピンチを迎え、会長になっても第一線で走ってきた人に見えました。感動しました。主演の岡田さんもすごいと思いました。主人公の30代から無くなる直前の90代までを一人で演じ切ってました。若くて勢いのある主人公、戦争で仲間をなくしたり、初老で疲れを感じ始めたが、まだ止まれない主人公、最後の時を療養施設の車いすで迎える主人公、すべてを演じていました。本当にすげーと思いました。

んで、これを書くのにちょっとウイキペディアで出光佐三さんを検索して略歴を見て泣きました。

大正3年から創業し、波乱の末に昭和41年に80歳で会長就任。

86歳で会長を退き、店主に就任。

会長を引退して余生を過ごすかと思えば、一番楽しかった油屋のころ、もう一度店主と呼ばれるために、生涯、海賊を貫いた男の物語でした

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